Yohei Takada

「崖っぷち」

治療部屋の隅に飾ってある言葉です。

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中学、高校と地元の公立学校に通っていました。元々勉強があまり好きではなかったこともあり、高三の冬に突然大学受験を辞めるという決断をしました。

若気の至りというか、今考えると親不孝ものの大馬鹿ものです。

 

スポーツの世界で生きて行きたいと打ち込みましたが、そんな才能もなく挫折。

この経験は行き場所のない怪我に苦しむ人がこんなにも多くいることを知った経験でもありました。

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地元に帰ったものの周りの友人は大学卒業、就職と沸いている中、高卒で無職の私は「居場所がない」「この先どうしようか」という、途方もない虚脱感の中で数年過ごしました。アルバイトをしながら、その先の自分の生き方に悩みまくり、その中で一つ分かったことは「人の役に立つ仕事をしたい」ということでした。

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「行き場のない怪我や痛みに苦しむ人」その解決されない問題を解決できる人になりたい。

そんな思いで渡米を決意しました。

 

「崖っぷち」

この言葉は２５歳の夏に渡米する私のスーツケースに書かれた友達からのエールです。

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一人前になるまで帰ってくるな！後はないぞ！そんな気持ちが込められた言葉を胸にガムシャラに勉強し、大学そしてフィジカルセラピーの学校を卒業をすることが出来ました。

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病院で働き経験を積み、現在はFuncPhysio クリニック運営だけでなく、日本、アメリカ、ヨーロッパで学んだ知識や技術を若手に伝えること、Wellness Golfの運営などに励んでいます。

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「崖っぷち」

この言葉を忘れず、

「行き場のない怪我や痛みに苦しむ人」を一人でも多く助けるため日々精進しています。

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​高田 洋平